2008年2月5日火曜日

必ず勝つチーム・中竹流

先日、早稲田大学ラグビー部中竹監督と弊社(株式会社ピークパフォーマンス)代表平本相武の対談取材に同席しました。

早稲田大学ラグビー部は、今年第44回大学ラグビー選手権の優勝チームです。

中竹監督、監督2年目の今期、ご縁があり、この3ヶ月、平本とのセッションを毎週続けてきました。
そのセッションについてや、中竹監督の監督としてのあり方などを、
日経BPさんに取材していただいたのが、今回の対談企画です。
(記事は、日経オンラインで今月中旬発表予定です)

同席させていただいて、その後、ずっと印象に残っている言葉があります。

「必ず勝つチームにするために」

・必ず勝つために、自分の監督としての関わり方が決まる
・必ず勝つために、どんなアクシデントが起きても大丈夫なように、決勝時点で50対0が可能な力をチームがつけた。だから、当日は、必ず勝つ確信があった。

そう、「必ず結果を出す」ことに、
一貫性をもち、決してぶれない。そのために、すべてのことをやりぬく。

中竹監督は、すべての現状を受け入れたうえで、
必ず勝つチームに学生を導いていく。
監督自身が、自分の技術や力量を冷静にとらえているからこそ、
今年は、力強いリーダーシップは発揮しない。
学生に、頼るところは頼る。
叱るところでは叱る。
冗談交じりに学生にいじられることだって、へっちゃら。楽しんでる。

「必ず勝つ」「望みの結果を出す」ために、
とにかく、創造性を発揮する。行動する。
イマジネーションを働かせる。ストーリーを創造する、語る。

 + + + + +

私自身、その後、ずっと感じようとしている。つかもうとしている。

私が実現したいことを、
私たちチームが必ず実現するために、
私はどうあるべきか?

瞬間、瞬間、感じようとしている。
そのうえで行動する。
その瞬間、瞬間を楽しむ。

強烈に自分という存在であり、
同時に、自分という存在は消える。

1年後、必ず勝っているために。

 + + + + +

(おまけ)
ちなみに、中竹監督は、知り合いをとおして、4年前くらいにお会いしたことがあって、
そのご縁を監督も覚えていてくださっています。
最近会うたびに、
「五十嵐さん、すっかり大人の女性になっちゃってー」と言われて、
めずらしく、赤面している私がいます^^;
4年前にお会いした頃から、大学時代の中竹監督をテーマにした本を拝読したり、
テレビの特番などを見るたび、
監督の一貫した姿勢や言葉、
理屈ではなく、感じる力と、
人と協力していく力のすごさ・・・など、
いつも、インパクト大。
超超憧れの人と、またご縁がもてて、本当に感謝です~。

0 件のコメント: