2009年5月23日土曜日

世銀への批判と反対の立場を知って考えたこと

歩く時期の私。

本を読み、いろいろな人の話に耳を傾けながら、
今の世界の状況の中、
自分が注力すべきはなにか、や、
どんな人生、どんな暮らしをしていったらいいか、
考え続けています。

今、読みかけの本に、
「国をつくるという仕事」西水美恵子著
があります。
何人か別の方からすすめられて手にとりました。
著者は、前世銀副総裁。
貧困のない世界を夢見て、
草の根巡りを大切に、頭とハートがつながっていることを大切に、
情熱をもったリーダーとして活躍された方。

これまで、
世銀グループに対する批判的な意見も多々聞いてきたので、
西水さんの著書を読んで、正直その視点や活動にびっくりしました。

そして、私が決めたことは、

・「批判」は他人へ向けない。
 自分自身の行動が正しいかを判断するためにだけ、
 あらゆる批判を受け止める。
 
・他人に対しては、批判でなく「対話」を試みることを忘れないこと。


社会、環境、経済、様々な情報を集めていると
批判的な意見もたくさん入ってきます。
その中にはとても有意義なものもたくさんありますが、
その批判を真に受けて、
間接的な情報から自分が批判する側に立ってしまうのは、
前に進むことを遅らせてしまうと感じています。

そして、批判的な意見は、
自分自身の行動を省みるために、
とても有意義な視点がたくさん含まれてもいます。
だから、私は自分の行動をなるべく正しくするためにだけ、
批判を活用しようと思います。

2 件のコメント:

カワウチ さんのコメント...

ご無沙汰してます!
ブログ続いてますね。

そうそう、世の中何でもかんでも他人を批判する風潮ってありますよね。
他人を批判することで、自分は関係ないみたいな(その際たるものは政治の話でしょうか・・・)。

批評家でなく、実践者たれ。自分で何か出来なければ、他人を批判するべきではない。そう思っています。

世の中の人すべてが、何か少しずつでも変えようと行動するようになったら、世の中もっとすばらしくなるでしょうね。

Shun さんのコメント...

カワウチさん、
ありがとございます。

ネイティブアメリカンのグランドファーザーも「いつでも実践者でありなさい」と言っていますね。

今の時代、特に過渡期というか、いろんなベクトルに情報や変化があって、どれもが意図どおりにうまくいくわけもなくて、でも、なにもしないよりはきっと、したほうがよいときが多くて、でも、やっぱり、いろいろな歪みが生まれやすい時期なのかなぁと思っています。
なので、失敗や批判はつきもの。それを恐れていたらなんにもできなくなってしまう。
そこから何を学んで、次の行動にどういかしていくか、そんな柔軟性、しなやかな生き方が求められている感じがします。